セミリタイア主夫の生活日誌

セミリタイアしたので必然的にミニマムライフになります

会社員の入院・手術等の費用や諸々

2013年の年末に受けた健康診断で腎臓に嚢胞があることが発覚したため、諸々の検査を受けたあとで手術をして一部を切除しました。病理検査の結果悪性の腫瘍ではなかったので結果的には切り損ではありましたが割と良い経験になりました。

ここでは入院・手術や各種給付と入院にあたってチェックしておくこと等について記載します。

入院や手術で利用できる制度

以下の3点は世帯で合算できますが、上2つの健保関連のものは共働きなどで同一世帯に複数の被保険者がいる場合は合算できませんし、自費治療(インプラントやセレミックインレー・クラウン等)での適用はできないので注意が必要です。

これに対し税金が軽減される医療費控除は人的、内容的にも適用範囲が広いです。

限度額適用認定証

手術や入院での出費額が未定な場合には、限度額適用認定証を貰っておくと、月々の費用の上限が固定できます。

高額療養費の支給

高額な医療費を支払ったあとに健康保険高額医療費支給申請書を提出するとキャッシュバックがあります。

医療費控除

年間の医療費が10万円を超えるときは、超えた分に対して医療費控除が受けられます。領収証は大事にとっておくのと、普段健康な人はこういうときでしか医療費控除を受けられないので、歯の治療(セラミックインレー等の効果な治療)や薬の買い溜めで控除を受けられるようにしたほうが良いと思います。

その他医療保険

私は医療保険には入っていませんが、医療保険に加入している知人は入院と手術の費用は差し引き黒字だったと喜んでいました。その医療保険の月々の支払いまで算入するとおそらくマイナスな気がしますが、そこまで詳細には聞いていません。医療保険に入っている人は適用条件と受給にあたって必要な資料等について確認しておきましょう。

最適な入院のタイミング

高額医療費制度の算出は月単位です。入院期間が10から20日程度に収まる場合で緊急ではなく、休暇取得時期の調整も可能な場合は月初に入院しましょう。月をまたいでしまうと金額がリセットされ高額と認定されず、キャッシュバックが受けられなくなることがあります。

トータルの出費額

上記の仕組みを利用し、同月内での10日強の入院と手術でかかった費用は10万円いかないくらいでしたが、入院の決定にあたってCTやMRIの撮影を前月・前々月に行ったので、それも含めるとトータルで10万円強くらいです。せっかくなので同年にセラミックインレーの処置を行ったりして医療費控除も受け、生まれて初めて医療費控除の申告をしました。

病院の選定

医療チームの良し悪し以外の面で、私の入院経験から必要と思われる検討事項について以下に記載します。

食事のクオリティ

1日3回の食事は退屈な入院生活のささやかな楽しみなので重要だと思います。 入院の候補になっている病院をwebで検索して食事の評判をチェックしましょう。また、追加料金で特別メニューを用意しているところもあるので、それも見逃せません。

私はそのときは知識が無く事前にチェックしなかったのですが、手術箇所が食事制限に該当しなかったのと、入院した病院が美味しい食事を出すところだったので助かりました。おかげで入院前よりも若干体重が増えました。

電子機器の利用可否

私が入院した病院には電子カルテが導入されていたこともあり、病室であってもそれ以外の場所であっても患者の電子機器の利用にも特に制限はありませんでした。ですが生憎病室の場所が悪く当時使用していたauの電波が入りませんでした。いざというときのために入院前にデータ通信量の制限が無いモバイルwifiルータ(当時のe-mobile)を同僚から借りてきたので事なきを得ました。

入院生活で必要なもの

12日(平日7日、土日4日、祝日1日)という短期の入院でしたが、入院中は別途購入する病室着を着用することが多いため、同じ期間の旅行よりも荷物の量は少ないです。機内持ち込み可能サイズのスーツケースで十分すぎるくらいでした。

特に入院生活を送る上であったら便利なものは以下です。スマホタブレット・ノートPCはわざわざ書かなくても持参する前提です。

下の二つは相部屋限定ですが、同室の患者の匂い(特に高齢者の加齢臭)や生活音(咀嚼音、おなら、いびき、TVやラジオの音等)から逃れるためには必携です。お金があれば個室を選択しても良いと思いますが、私が入院した病院は1日あたり20,000円からだったので断念しました。 通信はデータ量や料金が見合えばスマホテザリングでも良いと思いますが、私のように電波が入らないケースもあるし通信量制限もあるので複数キャリアあったほうが良いかもしれず、その場合は病室での利用を我慢するかwifiルータをレンタルしましょう。電源タップは複数の機器を同時に充電するのに便利です。

インターネット設備は現代では必須のインフラだと思うので、そろそろ病院の設備としてTVの代わりに無線LANくらいは用意して欲しいところです。

年次有給休暇の取得

入院前の時点では退院したらすぐに職場に復帰できると能天気に思っていたのですが、実際にはそうではなく入院期間より長い自宅での安静期間が必要であると先生や看護士さんに言われ、休暇のやりくりの面でショックでした。手術の方法にもよるようですが、私が受けた開腹手術の場合は自宅療養期間は長めだそうで、結局2週間ほど安静にしていました。安静とは1日1,000-2,000歩の歩行と運動の不可を指します。

入院中も自宅療養期間も有給休暇を取得すると、今まで溜め込んだ休暇を一気に使い果たさなければならず、なんとしても避けなければならなかったので上司に相談して安静期間中の最初の一週間は在宅勤務にしてもらい、休暇を使用せずに済みました。 次の一週間はタクシーで通勤しました。当時は職場までが割と近く、片道1,200円くらいで行けたので給与に比べるとたいしたことのない出費でした。 

検査等での通院から自宅療養後の経過確認までの期間を通じて取得した年次有給休暇は、入院中(平日)分の7日だけで済みました。

休暇の取得や柔軟性のある勤務をお願いするにあたっては、普段から上司の信頼を得ておくことと仕事でそれなりのパフォーマンスを出しておくことは重要だと思います。